2010年01月23日

弁護側、減刑求め結審=性犯罪初の裁判員裁判の二審−仙台高裁(時事通信)

 性犯罪を初めて審理した裁判員裁判で強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われ、一審青森地裁で懲役15年とされた無職田嶋靖広被告(23)の控訴審第1回公判が20日、仙台高裁(志田洋裁判長)であった。控訴した弁護側が減刑を求め、即日結審。判決は2月17日に言い渡される。
 弁護側は、問われたうち、少年時の強盗強姦事件は「強姦前に金銭要求の行為はなく、犯行状況から強盗強姦罪は成立しない」などと減刑を訴え、検察側は「襲いかかる直前に強盗を考えていた」として控訴棄却を求めた。 

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ゆるキャラ 香港で関西PR 大阪で結団式(毎日新聞)

 関西2府4県の愛らしいキャラクターで結成した「関西ゆるキャラオールスターズ」が来月14日、旧正月の香港のパレードに参加し、関西の観光や文化などをPRする。18日に大阪市内で結団式が開かれ、主催する香港政府観光局の加納国雄日本・韓国地区局長は「伝統芸能だけではない新しい日本を紹介するのにぴったり」と期待を寄せた。複数の「ゆるキャラ」が海外でPR活動をするのは初めて。

 オールスターズは、せんとくん(平城遷都1300年祭)やはばタン(兵庫県)、カンクン(関西国際空港)など13体。香港にはカニ好きが多いことから、カニがモデルのコッペちゃん(京都府の京丹後市観光協会)も選ばれたほか、頭が大阪城の形をしたゆめまるくん(大阪市中央区)もメンバーに。大人気のひこにゃん(滋賀県彦根市)は「地元の催しなどで多忙のため」として、代役としてやちにゃん(同市)が参加する。

 パレードは「2010キャセイパシフィック・インターナショナル・チャイニーズ・ニューイヤー・ナイトパレード」。九竜地区の中心街約2キロで米国やロシア、日本など計14カ国の25団体が参加し、沿道には約20万人が集まる。ゆるキャラたちはパレードで練り歩くほか、「ゆるキャラ音頭」も踊る。【横山三加子】

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警察庁 死因究明研を設置 鳥取、埼玉、相撲部屋リンチ…初動強化で事件闇に葬るな(産経新聞)

 警察庁は21日、外部有識者などで構成する「死因究明制度のあり方に関する研究会」を設置した。殺人など犯罪による死が見過ごされ、真実が闇に葬り去られることを防ぐための包括的な制度の構築がねらいで、29日に同庁で初会議を開催。刑事法制や法医学の観点から他省庁の領域に踏み込んだテーマも含めて議論を進め、1年以内に死因究明の精度向上に有効な方策について提言をまとめる方針だ。

 埼玉、鳥取両県で昨年相次いで発覚した連続不審死事件など、犯罪死が初動捜査段階で見逃されたケースが近年、目立ってきている。平成19年、大相撲の時津風部屋で力士が暴行を受けて死亡した事件では、遺体検案の“プロ”である警察本部の検視官が現場に出向かず、初動段階で刑事事件として捜査していなかったことが問題視された。

 こうした現状について警察庁では、検視官や行政・司法解剖を執刀する法医学者の不足などが背景にあるとして検視官を増員、現場に積極的に出ることを指導してきたほか、遺体の薬物摂取状況を鑑定する検査キットを警察署に配備するなどの対策を取ってきた。

 また、死因特定が困難な遺体を医療機関でCTスキャン(コンピューター断層撮影装置)にかけ、画像分析で犯罪性の有無を見極める「死亡時画像診断」も導入。厚生労働省や文部科学省に法医学者の養成環境を整えるよう求めてもいる。

 しかし、平成20年に全国の警察が取り扱った変死体の数は16万1838体と10年前の約1・5倍に増加した一方、行政を含む解剖遺体総数は1万5716体と全体の約9・7%にとどまっており、「高齢化によって警察が取り扱う死体の数は増加傾向にあり、犯罪死がその中に埋没して見逃される懸念が高い現状に変わりはない」(司法関係者)。

 研究会ではこうした国内の現状のほか、検視局制度がある米国など海外のさまざまな制度についても調査、研究する方針だ。

 警察庁は「提言を大胆に取り入れ、他官庁にも協力を求めて重大犯罪を見逃さないシステムの構築を進めていく」(幹部)としている。

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